月別アーカイブ: 2016年 12月

緑の講演会の中で出てきたハーブの紹介

本格的な冬将軍の到来に、身も心も引き締まる思いがしていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。みどりの協会では、昨年に引き続き、「名古屋緑化基金 緑の講演会2016」を平成28年12月10日(土)、中区役所ホールで開催しました。今回は京都市大原在住のハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんをお招きし、「ベニシアさんの庭造りは幸せ創り ~自然と調和した暮らし~ 」というテーマで、ベニシアさんの生い立ちや、これまでの生活、影響を受けたことのお話をしていただきました。講演会の中では、ベニシアさんの大好きな歌の1つである「スカボロー・フェア」をベニシアさんと一緒に歌いました。今回は、この歌の中に出てくる4種類のハーブを調べましたので、皆さまに紹介したいと思います。

パセリ
パセリはセリ科の二年草で、野菜として食用にされます。パセリは食用として、古代ローマの時代から使われている食材で、世界で最も使われているハーブのひとつです。栄養価は非常に高く、多くのビタミン、ミネラルを含み、栄養素の含有量は野菜の中でもトップクラスです。しかし、パセリは食べにくい印象を抱いている方が多いかと思いますが、実は多くの献立と相性の良い野菜です。皆さん、茹でたパセリをおひたしや和え物、スープに浮かべて食べてみてはいかがでしょうか。

セージ
セージはシソ科の多年草でサルビアの仲間です。サルビアも、パセリ同様、古代ローマ時代より使われている薬草で、紅茶が持ち込まれる前はセージティーとしても利用されていました。非常に強い抗酸化作用を持ち、免疫を助ける働きがあります。また、1551年にドイツの薬草家は、「セージは医者、料理人にも、台所、地下室の場所も、貧富も問わず役に立つハーブである」という言葉を残しています。また、古いアラビアのことわざには、「庭にセージを植えているものが、どうして死ぬことができようか」とあるように、古くから薬効に富む薬草として有名です。一度、セージティーを飲んでほっと一息いれてみませんか。

ローズマリー
ローズマリーもシソ科に分類される常緑低木です。セージと同様に、非常に強い抗酸化作用を持ちます。香りが強いため、肉料理の臭い消しとして重宝されてきました。なかでも羊肉料理とは非常に相性が良いです。また、ローズマリーは新陳代謝を促進し、細胞の老化を防止する抗酸化作用が強いことから、「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。他にも、花粉症の症状を和らげる効果や、記憶力をよくする効果があるといわれています。

タイム
タイムもローズマリーのようにシソ科の常緑低木です。古代エジプトではミイラを作る際の防腐剤として用いられていたとされるほど、強い殺菌効果と抗ウイルス作用を備えています。中世ヨーロッパでペストが蔓延した時には、タイムの枝を焚いて空気を浄化したりして、感染を予防しようとしていました。もちろんハーブティーとしても古くから飲まれており、心身の疲労回復や、痙攣を鎮める作用があるといわれています。タイムの学名(thymon)はギリシャ語の勇気に由来しており、古代より勇気の出るハーブとして信じられていました。何かに挑戦するとき、タイムから勇気を分けてもらってはいかがでしょうか。

以上、「スカボロー・フェア」で出てくる4種類のハーブを紹介しました。これらはベニシアさんいわく、「ハーブに興味のある方におすすめする一番基本的なハーブ」だそうです。皆さんも「スカボロー・フェア」の歌を口ずさみながら、紹介したハーブを育て、生活の中で活用してみてはいかがでしょうか。ベニシアさんの生活の一部を垣間見ることができるかもしれませんよ。

※今回紹介したハーブは身体に良いものですが、摂取しすぎることがないよう、お気を付けください。また、妊娠中・授乳中の人は、使用に注意が必要です。長期の飲用は避けましょう。

Scarborough Fair
スカボロー・フェア

Have you been to Scarborough Fair?
スカボローフェアへ行ったことがあるかい?
Parsley, sage, rosemary and thyme
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
Remember me to one who lives there
そこに住むある人によろしく言って、
For he once was a true love of mine
彼はかつて私の最愛の人だったから

※スカボロー・フェアの一番を抜粋

ベニシア・スタンリー・スミスさん ベニシア・スタンリー・スミスさん

パセリ パセリ

セージ セージ

ローズマリー ローズマリー

タイム タイム

冬の花壇「ハボタン」

鶴舞公園の正面花壇では、1月12日(木)までイルミネーションを設置しています。
点灯時間は17:00~22:00です。

花壇にはハボタンとナンテンが植栽されていて、ライトの設置はハボタンの配列や色に合わせて設置しました。

そこで今回は、ハボタンについて紹介します。

ハボタンは12月を過ぎると公園や街路、家庭などの花壇やプランターに植栽さているのをよく見かけ、年末やお正月など冬の彩りに欠かせないものと言えます。

ハボタンをよく見ると何かの野菜の形に似ているなと思ったことはありませんか、、、?

ハボタンはキャベツやケールとごく近縁のヨーロッパ原産の植物で、日本へは江戸時代の中頃にやってきたと言われています。

そして品種改良が発展し、江戸時代には葉の縮みが無くて耐寒性に強い東京丸葉に近い品種が栽培されました。

その後縮んだ葉をもつケールの一品種と交雑してちりめん系の先祖が生まれました。ちりめん系は耐寒性がやや弱い傾向にあります。

1977年に「さんご系(紅さんご、白さんご)」、1983年に「くじゃく系」「紅かんざし」。1985年に「白かんざし」が登場しました。葉に切れ込みが入り、耐寒性が強いです。

主な系統として「丸葉系(東京丸葉系、大阪丸葉系)」「ちりめん系(名古屋ちりめん系)」「さんご系」があります。

その他には草丈が高かったり、通常よりも小さいハボタンが植栽されてるのを見かけます。

鶴舞公園の正面花壇には「ちりめん系」が植栽されています。
イルミネーションとともに、花壇の植物もぜひお楽しみください。

フォトコンテストも実施しています。ぜひご応募ください。
詳細はこちら

イルミネーション イルミネーション

植栽の様子 植栽の様子

ハボタン ハボタン