月別アーカイブ: 2013年 10月

園芸相談Q&A「チューリップの球根の植え時期は?」

Q47.『チューリップの球根はいつまでに植えれば良いですか?』

A47.チューリップの球根は秋の気温15℃前後、肌寒くなるころに植えます。球根自体に翌年の花を咲かせる力を蓄えているので極端なことをいえば1月ごろまでは植え付け可能ですが、できれば10月、11月中に植え付けるのが良いでしょう。花を咲かすためには最低でも1か月間はしっかりとした寒さに当たることが大切ですので、鉢植えの場合は植え付け後日当たりの良い屋外に置きます。球根が乾燥しないように1週間に一度ぐらいはかん水を忘れないようにしてください。寒さがたりなかったり冬の間に乾燥させすぎると、花が咲かなかったり、咲いても花首が伸びなかったりします。また、球根を浅く植えすぎると球根が分球しやすく、大きな花が咲かない場合があります。なるべく球根の3倍ぐらいの深さに植えてください。

チューリップ チューリップ

園芸相談Q&A 「チョコレートコスモスについて」

Q.46 チョコレートコスモスについて教えて下さい

A.46 チョコレートコスモスの育て方は、4~11月の生育期は日当たりの良い所で管理します。但し、特に暑い時期(7~9月)は半日陰の場所へ置いてあげると良いでしょう。
12~3月は休眠期で地上部は枯れてなくなってしまいます。
鉢植えは凍らない場所へ移動させ、庭植えの場合はマルチングをしてやると良いです。
球根部を完全に乾燥させてしまうと枯れてしまいますが掘り上げません。
春になれば再び芽が出ますので定期的な水やりを忘れずに。
肥料は5~10月に緩効性化成肥料(N:P:K 6:40:6)を与えますが7~8月には与えません。
適した用土は水はけの良い有機物に富んだものが良いですが市販の培養土で大丈夫です。
但し、過湿に弱いので軽石などを1~2割混ぜると良いでしょう。
植替え適期は、4~5月に新芽が地上に出てくる時が良いでしょう。

チョコレートコスモス チョコレートコスモス

園芸相談Q&A「どんぐりの実」

Q.45 どんぐりの実は、毎年、秋のシーズンになってから、落ちている状態でしか見たことがないのですが、実際はどんなふうに成長しているのですか?

A.45 はじめに、「どんぐり」という名前の木はありません。一般にどんぐりというのは、ブナ科の木の総称を言います。代表的な日本のどんぐりの木は、「アベマキ」「クヌギ」「コナラ」「マテバシイ」「ウバメガシ」「シラカシ」などがあげられます。
もちろん、「実になった」ということは、花も咲きますよ。・・・といっても華やかな形でもなければ色鮮やかなお花でもないので、4月頃、誰にも気づかれずに密かに咲いていますが・・・。

その花が受粉してどんぐりの実になるまでには、その年になるものと2年目に実るものとがあります。こちらのコナラの実の成長の様子を定点撮影した写真でご覧いただきましょう。夏以降、一気に実が大きく成長していく様子をご覧いただけます。どんぐりの帽子と言われる殻斗は、まだまだ小さな実の頃は、その実を守る防護服になっていたようですね。(写真はクリックすると大きくなりますよ。)
植物の花が咲き、実になっていく途中の過程は、どんぐりに限らず、どの植物も大変面白く意外な発見もありますので、何か興味がわいた植物があれば、ミクロな目で是非じっくり長くその植物を定点観察してみてくださいね。

7月中旬 7月中旬

8月上旬 8月上旬

9月上旬 9月上旬

9月下旬 9月下旬

アベマキの花 アベマキの花

ウバメガシの花 ウバメガシの花

園芸相談Q&A「肥料の三要素」

Q44.植物の肥料(三要素)について教えてください
A44. 植物が元気に育つには、適切な温度や光、水、空気などのほかに栄養分も必要です。栽培植物では栄養分を補うため、肥料を施します。植物に必要な肥料の三要素はチッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)であり、次に大切な肥料はカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、イオウ(S)などの中量要素です。
○ チッ素肥料
チッ素肥料は葉肥(はごえ)と呼ばれ、葉や茎などの生育を促進し、葉の色を濃くします。これが不足すると葉の色が悪くなり生育不足になります。
○ リン酸肥料
リン酸肥料は実肥(みごえ)と呼ばれ、開花や結実をよくし、根を伸長させます。これが不足すると花の数が減ったり、開花、結実が遅れます。
○ カリ肥料
カリ肥料は根肥(ねごえ)と呼ばれ、根や茎葉を丈夫にし、病気にかかりにくくします。これが不足すると根の生育が妨げられ、葉の縁から枯れてきます。
○ カルシウム
カルシウムは植物の細胞を丈夫にし、根の発育、果実の成熟を促進します。
○ マグネシウム
マグネシウムは光合成に必要な葉緑素をつくります。
○ イオウ
イオウはタンパク質やアミノ酸をつくります。
※ 適切な時期に適切な肥料を適量与えるようにしましょう。

園芸相談Q&A「クリスマスローズの植替え時期は?」

Q43.クリスマスローズの植替えの時期はいつですか?

A43.クリスマスローズの多くの種類は東ヨーロッパの冷涼な地が原産で、日本の高温多湿を嫌います。名古屋周辺の気候ではクリスマスローズの生育期間は10月ごろから翌年5月ごろになりますので、植替えも根が生長し始める10月ぐらいの行うのが良いでしょう。株分けを考えている場合は、あまり遅くなると花芽を傷める恐れがあるので10月中に行います。
 クリスマスローズは根の成長が早いので、鉢植えのものはできれば毎年植替えをします。用土は若干排水性の高い土を好むので、市販の草花用培養土に鹿沼土や軽石、赤玉土(中粒)などを2~3割ほど混ぜたものや、赤玉土【中)5:腐葉土3:軽石または鹿沼土2を混合したものを使います。原種系の特に排水性の良い土を好む品種は山野草の土を使う場合もあります。2まわり大きな鉢に根を軽くほぐし植え替えるか、大きくなりすぎた場合は4、5芽づつ株分けします。
 肥料も成長期の10月~4月ぐらいに緩効性肥料を1月に一度程度与えると良いのですが、植替え後2週間程度は株が弱る原因となりまので控えてください。

クリスマスローズ クリスマスローズ