月別アーカイブ: 2013年 4月

園芸相談Q&A ナンジャモンジャって?

Q.23 ナンジャモンジャが好きなのですが、どんな樹木なのでしょうか?

A.23 ナンジャモンジャは正式名称ヒトツバタゴと呼ばれるモクセイ科の落葉樹でナンジャモンジャ以外にも別名が多く存在する樹木です。
ヒトツバタゴの学名Chionanthusはギリシャ語で「雪の花」の意味で
その名の通り名古屋市内では、4月下旬から5月上旬に花が見ごろとなり
雪が積もったように見える為、この学名が付けられたと容易に推測が出来ます。

元々は、自生地が遠く隔離して分布しており、日本以外では朝鮮半島、台湾の一部と
中国雲南省の一部にのみ自生する珍しい種です。
日本では、中部に多く分布しており犬山市池野、土岐市の白山神明社、恵那市笹置町、恵那郡蛭川村の自生地は
大正12年に天然記念物に指定され、長崎県対馬村の物は昭和3年に指定されました。
アメリカ東部に自生する種は、アメリカヒトツバタゴと言う別種です。

ヒトツバタゴの名は、尾張藩の本草学者水谷豊文が名づけたもので、タゴはトネリコの別名で
トネリコは羽状複葉ですがヒトツバタゴは単葉なので「1つの葉のトネリコ」と言う意味で ヒトツバタゴと名付けられたのでしょう。

さて、ナンジャモンジャの別名に関しては諸説色々ありますが
ヒトツバタゴを名づけた水谷豊文が紀州藩の本草家坂本浩然にヒトツバタゴを送り
坂本浩然が江戸の屋敷に植え、 当時は珍しい樹木であり、雪が降り積もったような目立つ樹木であるので
名前の解らない目立つ樹木は話題となり「ナンジャモンジャ」と言われた・・と言う説があります。

ヒトツバタゴの種子は発芽に非常に長い時間(数年)かかり、栽培が難しく珍重された時期もありますが
取り木の仕方や種子の発芽方法が解明され、最近では造園資材としても多く流通するようになり名古屋市内では街路樹に利用されている場所もあります。
ソメイヨシノのように花期が短い樹木でもありますので
名古屋市内でも開花が始まっているこの時期、新緑と青空に映える白い花をご覧になって下さい。

庄内緑地のナンジャモンジャ 庄内緑地のナンジャモンジャ

ナンジャモンジャの花 ナンジャモンジャの花

園芸相談Q&A カランコエ 花後の管理は?

Q22.カランコエの花後の管理はどうすれば良いですか。

A22.花の少ない冬から春先にかけて金平糖のようなカラフルで可愛い花を咲かせるカランコエ。次の年も是非楽しみたいものですね。
カランコエは花が終わったら3分の1ぐらい切り戻し、一回り大きな鉢に植え替えます。
※切り詰めた芽を鹿沼土や赤玉土に挿しておくと簡単に増やすことができます。
日光が好きですが、真夏の直射日光には弱いので、春から秋頃まで屋外の明るい日陰に置くと管理しやすいでしょう。
植え替えた後はたっぷり水をやり、その後は表面の土が乾いてから2、3日してから水をやるようにします。多肉植物の仲間で根が細く、加湿に弱いので乾燥気味に管理するのがポイントです。
肥料は、植替え後2週間ぐらいしたら7、8月を避けて固形肥料を月に1回、または液体肥料を2週間に1回程度施します。
最低気温が10℃ぐらいになってきたら日当たりの良い室内に入れましょう。
自然に育てていると次の開花は冬以降になりますが、短日植物(日が短くなってくると花が咲く植物)なので1日中照明がついているような場所では花つきが悪くなることがありますので注意しましょう。

園芸相談Q&A 「どれがパンジー、ビオラ、スミレ?」

Q.21 パンジーとビオラとスミレ、どれも似たようなお花ですが、違いは何ですか?

A.21 初めに、パンジーもビオラもスミレも科名は「スミレ科」で同じ仲間の植物です。お花の顔をよく見てください。同じ家族って感じ、なんとなくしますでしょ。
スミレは世界中に自生していまして約450種、日本には約50種が自生しています。平地や高山のあちらこちらで見かける、春を代表する草花です。
パンジーやビオラは、この自生しているスミレを交配させた園芸種です。つまり自生では存在していません。
ちなみに、パンジーとビオラの違いは、お花の大きさが5cm以上のものをパンジー、以下のものをビオラと区別しています。

スミレ スミレ

ビオラ ビオラ

パンジー パンジー