月別アーカイブ: 2013年 3月

園芸相談Q&A「化成肥料について」

Q20.化成肥料の袋に書いてあるN:P:K=8:8:8はどういう意味があるのですか

A20.植物が最も必要とする肥料はチッ素(N)、リン酸(P),カリ(K)で肥料の三大要素といわれています。植物はこのほかにカルシウムやマグネシウムなども必要とします。
チッ素(N)肥料は葉肥えといって植物の茎や葉を肥大させる働きがあります。リン酸(P)は花肥えまたは実肥えといい、花つき、実つきをよくし、植物を丈夫にします。カリ(K)は根肥えといって植物の新陳代謝をよくし、根の発育をよくします。
N:P:K=8:8:8は、肥料100g中にチッ素(N)が8g、リン酸(P)が8g、カリ(K)が8g含まれているということを表しています。
これによってN,P,Kの値についてのバランスがわかり、たとえば花や実を充実させたいときは、Pの値の大きい肥料を選ぶようにします。

 

 

園芸相談Q&A「フサザキスイセンとニホンズイセン」

Q.19 フサザキスイセンとニホンズイセンの違いは?

A.19 フサザキスイセンは、地中海沿岸、シシリー島、コルシカ島、サルディニア島、カナリア諸島が原産で
古く中国、日本まで渡来し、自生化しています。
特徴としては、葉は4~6個で平たく線形。茎は30~46cm位。
花は径2.5cm~4cmで3~12花をつけ、強い香りがあります。
花被片は白色で、副花冠は白から黄色で、長さ4㎜のカップ形。
対してニホンズイセンは、ペルシアからシルクロードを通り中国にもたらされ
それが日本に海流によって渡った、または人によって運ばれたとされています。
葉は平たく4~6個、茎は約40cmで、5~8花がつきます。
花被片は白色、副花冠は黄色。
花期は、共に11月~3月でフサザキスイセンは13亜種2変種に分けられており
ニホンズイセンもフサザキスイセンの基準亜種の変種の1つで
ニホンズイセンにも八重咲きや緑花などの変異があります。
以上の通り、フサザキスイセンとニホンズイセンは特徴が非常に似ており
亜種となる為、茎の長さや花の数、副花冠などに変化があれば、特徴で見分ける事も可能となります。

また、スイセンの仲間は膨大な園芸品種があり、1954年までにイギリス王立園芸協会に登録されたものだけで1万1000種あまり
その後、毎年約200品種が発表されています。

ニホンズイセン ニホンズイセン

園芸相談Q&A「スイセンの花が咲きません」

Q.18  
スイセンの花が咲きません。どうしたら咲くようになりますか?

A.18 
4~5年も同じ場所で育てていますと、球根と球根が混み合ってきて、次の年に花を咲かせるのに十分な充実した球根となりません。

4年ほど経過したら球根を掘りあげ、その後は風通しのよい日陰で乾燥保存し、9月下旬頃に15~20cm間隔で球根の大きさの3倍ほどの深さに植えこみます。
肥料はチッ素を少なめに、リン酸とカリ分を多めに施し、6月に葉が自然に枯れるまで肥培管理します。

ニホンスイセン ニホンスイセン

スイセン・テイタテイト スイセン・テイタテイト

園芸相談Q&A 「お庭にウメの木を植えたい」

Q.17 ウメの鉢をプレゼントにもらいました。せっかくなので、もっともっと大きな木にして、いただいた方にお花見をさせてあげたいです。そこでお庭に植えようと思います。管理の方法を教えてください。

A.17 植え付けは、11月下旬から2月がベストです。この時期は、ウメの木に限らず、落葉する木は休眠期となりますので、この時期が適期とされます。ただ、葉が出てない今からでもまだ遅くはありません。根を崩さないよう気を付けて鉢から取り出し、早速植えてみましょう。肥料を植え穴に適量入れ、赤玉土や川砂交ぜた排水性の良い土で埋め戻します。ウメの木は、水分を多く含むような土は嫌います。6月、のびすぎた枝などを剪定します。7月に入ると、早くも翌年のお花の芽ができてきますよ。12月、根元周辺に肥料を適量入れます。2月、花が咲く前に、木の形を整える剪定を行い、きれいに仕立てましょう。そして3月、お花が咲いたらお友達にお礼を込めて、お花見をしてあげましょう。・・・と言っても、すぐには大きくなるわけではありませんが、毎年少しずつでも大きくして、いつの日か、たくさんの人が集うお花見の木になるといいですね。是非がんばってください。

紅梅 紅梅

白梅 白梅